日本語での説明があまりないマッスルアップのチュートリアルです。
今回はマッスルアップを出来ない人が出来るようになるためのコツを紹介したいと思います。
何回懸垂が出来ればマッスルアップが可能なのか?
懸垂とディップスが10回以上出来る方ならコツさえ掴めばマッスルアップは可能です。
筋力的にはこの程度でも十分出来ます。
大切なのはコツとタイミングです。
懸垂とマッスルアップは全くの別物
まず懸垂とマッスルアップは全く別物ということを認識してもらう必要があります。
まず懸垂は縦にバーとほぼ垂直に体を動かします。
これに対してマッスルアップはやや後方に上がります。
これがマッスルアップと懸垂の最大の違いです。
懸垂は10回以上出来るけどマッスルアップは全く出来ないという方は懸垂の延長線上にマッスルアップがあると思っているから出来ないのです。
バーを越えるときに力の入らない範囲があり、それを超えるには勢いよく跳ね上がる必要があるのです。
懸垂というよりダンベルプルオーバーに近いです。
体の使い方とタメの使い方
バーに飛びつき初動をつけます。
その勢いを利用して胸をはり、タメを作ります。
バレーボールでスパイクを打つ前のような感じです。
ここから全身の力で跳ね上がります。
スパイクを打つ、又は重たいハンマーを振り下ろすイメージです。
足の力も使い、力の入りにくい場所を越えたら胸をバーの上に乗せます。
このような軌道になります。
大切なのは垂直運動ではなく円運動という事です。
遠心力を使って一気に跳ね上がることが重要です。
マッスルアップはかなりの力が手のひらにかかりますので手袋を付けることをオススメします。
慣れないのに素手ですると手のひらの皮がむけます。
詳しくは動画をご覧下さい。
マッスルアップが出来るようになれば幸いです。